昨日の続きです。
同じ商品を他店でも扱っていて
金額が1万円も差があると
お客様からのお叱りをうけて私は
同じ商品を扱っている他店を自分の足を使ってとことん調べあげました。
他店では本当に1万円安く販売されているのか自分の目できちんと確かめたかったのです。
数日後、お客様へ
・〇〇店では〇〇円で、色違いも展開していた。
・▲▲ショップではサイズが35サイズ~38サイズまで幅広く扱っている。
・××セレクトショップでは現在は完売しているがまた再入荷があるそうです。
などとそれぞれ他店の特徴を伝えると同時に
当店の扱っている靴と他店の靴の金額が確かに異なっている旨と
仕入れの関係で値段が1万円高くなっている
ということを正直にお伝えしました。
するとお客様から
「あなたからこんなにも調べてくれたのだからあなたから買いたい。」
と言ってくださいました。
私はてっきりお客様からまたお叱りを受けるものだと覚悟していたのですが
まさかのお言葉でした。
百貨店へお買い物へいらっしゃるお客様は、
お金が余っているから高価なものを買うのではなく、
その商品に1万円払ってまで出す価値があるから
高価なものを払ってくださるという事を改めてお客様から学ばせてもらいました。
私は当時、販売や商品の知識が乏しくすぐにお客様に理解していただく事が
出来なかった悔しさがあります。
商品知識が乏しい分、出来る限り
お客様の立場になって自分が何が出来るのかを考えておりました。
と同時に、お客様からの言葉に耳と心を傾けて
”聴くといくことの大切さを忘れてはいけない”と
改めて感じました。
長々と書いてしまいましたが
今日はこの辺で失礼いたします。
おやすみなさいませ☆
コメント